初心者の方向けに隅田川でのシーバスの釣り方を解説します。

シーバス釣り|SeaBass Fishing @Sumidagawa

釣果情報

2019/07/14 20:00~2019/07/15 5:30(7/14午後の部~日付またぎ) シーバス2本

投稿日:

2019/07/14 20:00~2019/07/15 5:30(7/14午後の部~日付またぎ) シーバス2本

※このブログは、2019年12月中旬から構築を開始しています。
※過去の釣果(2018年4月~2019年12月分)は、2020年にまとめて投稿しています。

バチ抜けパターンも終わり、いつもの小場所ポイントにはマイクロベイトが大量に湧いて、ところどころでシーバスのボイルも発生し始めました。クルクルバチの姿は見られましたが、シーバスはクルクルバチではなくマイクロベイトをターゲットにしている様子が見受けられたので、いよいよマイクロベイトパターンのスタートです。ルアーはマイクロベイトパターンで強いP-ce60S(ハク)をチョイス。マイクロベイトを狙って大量のコノシロも入ってきて、ポイントはマイクロベイト・バチ・クルクルバチ・コノシロ・シーバスと入り乱れての大賑わいとなっています。この時期は、水面は賑わうのですが、ベイトが多過ぎてなかなか釣りづらい時期でもあります。コノシロを食っている大型の個体に絞ってコノシロパターンを決行するのも良いのですが、数釣りを楽しみたい時期でもあるので、私はマイクロベイトパターンを選択しました。小型ルアーを使うとシーバスより数が多く俊敏なコノシロが先にアタックしてきますが、コノシロをかわしつつシーバスを捕獲できるよう試行錯誤します(結果、コノシロが大量に釣れますが。。)。

シーバス画像

2019/07/14 20:27
@隅田川支流 極小規模運河

シーバス 37.5cm
昨夜(早朝)に引き続き、いつもの小場所ポイントへエントリー。
大量に入ってきてマイクロベイトを捕食していたコノシロもある程度抜けているようなので、あらためてP-ce60Sを投入してマイクロベイトパターンを開始。マイクロベイトの群れの向こう側へ投げ入れて、スローリトリーブでベイトの群れの最下層あたりをヨチヨチと通してやると、シーバスがバイト!やっとコノシロではなくシーバスにバイトさせることが出来ました!サイズは小さいですが、苦労した1匹でした。記録と調査のために小さくてもサイズは必ず測ります。

コノシロ画像

2019/07/14 20:45
@隅田川支流 極小規模運河

コノシロ 24cm
1匹目のシーバスをリリースして、マイクロベイトパターンを再開するとすぐにバイトの感触!?やつらがまだ残っていました。。この時期のコノシロは本当に元気なので、引き自体は楽しめるレベルではあるのですが、やはりシーバスを狙っている以上、厄介な存在です。何とかコノシロを避けてシーバスを狙いたいところなのですが、マイクロベイトパターンでは、コース・リトリーブスピード・レンジがある程度縛られてしまうので、変化のつけようがありません。思い切ってルアーサイズを上げてコノシロパターンにしてしまうことも考えましたが、この日もマイクロベイトパターンで通すことにしました。上がってきたのは、24cmのコノシロです。コノシロも記録と生態調査のために極力サイズを測るようにしています。

2019/07/15 5:08
@隅田川支流 極小規模運河

シーバス 56cm
そろそろ完全に日が昇ってきたので、納竿しようか迷いながらも、通したいコースがあったので、ラスト3投と決めて小さな橋脚の根元奥あたりへキャスト。キャストして巻き始めると同時にドシンッ!という感触がきて、一泊後にドラグが唸りをあげました!しっかり合わせた後、エラ洗いされないように竿を寝かせながら丁寧にやりとりして何とかランディングに成功しました。明るい時間帯のやりとりは、魚体が見えるので楽しいです!
シーバス画像

2019/07/15 4:42
@隅田川支流 極小規模運河

クロダイ
余談ですが、明け方に足元辺りをゆらゆらと泳いでいる魚体を発見したので、動画撮影しました。クロダイです!この時期はクロダイも群れで入ってきて岸際近くを回遊します。40cm~50cmくらいの大きな個体が複数引きで入ってくるので、なんとか釣ってみたいのですが、いつもボーッとしていてルアーに俊敏に反応するような動きはありません。一度、魚体ギリギリの辺りを通そうとしてルアーを引いたら魚体にコツンとあててしまったことがありましたが、何事もなかったかのようにゆらゆら泳ぎ続けていました。ワームには一度反応しましたが、ピックアップ前にゆっくり咥えて離すというような薄い反応でした。クロダイ釣りは、ズル引きやトップウォーター、餌釣りならヘチ釣り等さまざまな釣り方がありますが、見えチヌを釣るにはやはりクロダイ狙いの心づもりで臨む必要がありそうですね。

マイクロベイトパターン用ルアー

【使用ルアー】
ima P-ce(ピース)60S ハク
P-ce60S(ハク)は、マイクロベイトパターンで非常に強いルアーです。
カラーは「ハク」がキラキラしていて、大量のマイクロベイトの中でも高いアピール力を発揮してくれると思います。サイズは60mmとマイクロベイトとマッチザベイトしてくれます!小型ルアーですが10gあるので、それなりに飛距離も出せます。小さなリップは付いていますが、シンキングタイプで、巻くと浮上してきてヨチヨチと泳ぐので、シンペンのような使い方をします。レンジはリトリーブスピードにもよりますが、水面直下から上層(水深数十センチあたり)を泳ぎます。私はマイクロベイトの群れの最下層を通したいので、スローからスローミドルくらいのリトリーブスピードでただ巻きします(水深30cm~50cmくらいのところをヨチヨチとお尻を振りながら泳いできます)。このP-ce60Sの凄いところは、ヨチヨチ泳ぎながらたまにブルブルッと小刻みに震える時がある点です。意図的に作られたものかどうかは定かではありませんが、水圧の変化に反応しているのか、同じリトリーブスピードで巻いていてもたまに不規則な(小刻みな)動きを見せてシーバスを誘ってくれます。使い方は、マイクロベイトの群れの向こう側に投げ入れて、スローからスローミドルくらいでただ巻きしてきます。マイクロベイトの群れを通過する時に、群れの最下層を通すイメージで巻いてくると、群れを通過中にシーバスが下から食いあげてきます(群れに直接投げ入れるとマイクロベイトが散ってしまうので、必ず通したいコースの延長線上で群れの向こう側へ投げ入れてください)。また表層など群れの上層部分を通すと釣れにくくなります(シーバスは下から食いあげてくるので、群れの上を通すとルアーが見つけにくく、また先に大量のマイクロベイトが口に入ってくるのでルアーに到達して食うというチャンスが減少します)。
ルアーを通すレンジが重要な要素になるので、釣れない時はリトリーブスピードとロッドワークで通すレンジを調整してみて下さい。以上、P-ce60Sはマイクロベイトパターンでは1個は持っておきたいルアーです!

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