2019/04/19 23:36 シーバス 1本
※このブログは、2019年12月中旬から構築を開始しています。
※過去の釣果(2018年4月~2019年12月分)は、2020年にまとめて投稿しています。
2019/04/19 23:36
@隅田川支流 極小規模運河
シーバス 37cm
この日は、いつもの小場所ポイントへエントリー。ガンクラフトのシェイプス4.0″(ジョイクロのワーム版のようなルアー)を投入し、デッドスローでただ巻きしながらS字の動きで誘っていると、シェイドからシーバスが飛び出してきてガチッと食いました。オフセットフックがしっかり貫通するくらいひったくってくれたので、安心してランディングに持ち込みました。シェイプスは本当にリアルな動きをするので、シーバスが居れば高い確率で反応してきます(ほぼ生餌です)。この日も何回もアタックされましたが、腕が及ばずランディングできたのはこの1匹だけでした。ブラックバス用のワームなので飛距離は出ませんが、小場所などでは使えるルアーです。シーバスは小さいですが、記録と調査のためにサイズは必ず測ります。
【使用ルアー】
GAN CRAFT SHAPE-S(シェイプス)4.0″ ナチュラルパールホワイト
GAN CRAFT SHAPE-S HOOK(シェイプスフック)#2/0
GAN CRAFT SHAPE-S EYE(シェイプスアイ)
圧縮バネ 0.5mmx5mmx40mm
シェイプスはジョイクロで有名なガンクラフトがブラックバス用に開発したワーム系のルアーです。簡単に言うとジョイクロのワーム版のようなもので、魚の形をしたワームの胴体に切れ込みが入っており、そのジョイント部分がしなやかに動いてS字型の動きをするように設計されています。フックはオフセットフックを用いますが、専用のフックが販売されているので専用品を使うのがバランスが取れて良いと思います(フックにシンカーも付いています)。別売りですが、専用の目玉(ダンベル型)も販売されているので、お好みで装着しても良いと思います(目玉のシールはすぐに剥がれるので瞬間接着剤などで貼り付けることをおススメします)。またシェイプスは何度か投げていると口切れしてしまい(オフセットフックの根元でワームが切れてしまい)全く泳がなくなります。この口切れを防ぐ意味で、私はバネチューンと呼ばれるチューニングを施します。やり方は簡単でシェイプスの顎の部分(オフセットフックの挿入口)に縦にバネをねじ込んで、そのバネを通してオフセットフックをセットします。そうすることで、オフセットフックによる口切れをバネがガードしてくれます。バネの長さはシェイプスに合わせて適当にカットして使いますので、こだわる必要はありませんが、バネ径は5mm無いとフックが通せないので注意が必要です(バネの巻き密度も荒い方が良いです)。またあまり太いワイヤーだと切りづらいので0.5mm径くらいのワイヤーが良いと思います。以上、シェイプス本体・専用フック・専用アイ・圧縮バネの4つの組み合わせてセットします。シェイプス本体にはセットし易いように切れ込みが入っていますが、このセッティングの微妙なバランスで泳ぎ方が変わってしまうので、セットしたら少し泳がせてみてバランスがしっかり取れているか確認してください。バランスがとれていれば、ジョイクロ以上に艶めかしくリアルなS字を描きます(見た目から本当に釣れそうな泳ぎをします)。切れ込みが入っている分、少しの水圧で充分に泳ぎます(あまり早く巻くとバタバタと泳ぎ過ぎて動きが破綻してしまいます)。デッドスローで巻くくらいが最も艶めかしく綺麗に泳ぐと思います(スローくらいで巻くとキビキビと泳ぎます)。本当にリアルな動きをするので、デッドスローのただ巻きでゆっくり見せて誘いましょう!
レンジは表層直下あたりを泳ぎます(少し沈めたくてシンカーを追加して付けたことがありますが、バランスが崩れて泳がなくなったので、あまりシンカーの追加はおススメできません)。
シェイプス本体のサイズは、5.3インチ・4.0インチ・2.5インチと3種類ありますが、4.0インチがおススメです。5.3だと専用フックを付けてもバランスが悪く、2.5だと小さすぎてS字の動きが出ません。4.0がサイズ感もバランスも良く、泳ぎも綺麗です。
飛距離は出せませんが、シーバスが居れば高い確率で反応してきますので、小場所などでは是非お試し下さい!