2019/08/03 20:00~0:00 シーバス4本
※このブログは、2019年12月中旬から構築を開始しています。
※過去の釣果(2018年4月~2019年12月分)は、2020年にまとめて投稿しています。
2019/08/03 20:12
@隅田川本流河口部(橋脚明暗)
シーバス 32cm
この日は、流れのはやい隅田川本流河口部の橋梁エリアへエントリー。下げ潮の明暗を狙うべく橋梁の上流側のポイントを確保。まだ時間が早く、上げ潮が残っている状況だったので、水面を観察していると壁際でセイゴがキビキビとベイトを追い回している姿が見えました。さっそくP-ce60Sを準備し、上流側の壁際へ投入してゆっくり巻いてくると、戻ってくるまでに3回くらいバイトの感触あり。小さなセイゴが複数匹居て何度もアタックしてきているのがわかったので、再度P-ce60Sを壁際に入れ、同じコースをゆっくり引いてくると、2回くらいのミスバイトの後にフッキング!この日1匹目のシーバスが上がりました。
2019/08/03 20:31
@隅田川本流河口部(橋脚明暗)
シーバス 42cm
1匹目のシーバスをリリース後、P-ce60Sを今度は橋梁下の暗部へサイドスローで投げ入れて、ゆっくりとただ巻きしながら引いてくると、暗部でガツンとバイト!少しサイズアップして42cmのシーバスが上がりました!この日2匹目のシーバスです。
2019/08/03 21:53
@隅田川本流河口部(橋脚明暗)
シーバス 45cm
P-ce60Sにも反応が無くなり、潮も下げ潮に変わり始めたので、本格的に明暗を狙うべく、新しく購入したLipper90(ボラ)を投入。使い方がわからず、最初は動きを見ながら、スローリトリーブで引き波をモワモワと出しながら表層を引いたり、ミドルリトリーブで少しレンジを入れてキビキビと泳がせたりを試していましたが、たまたま着水時に手間取りリトリーブ開始が遅れて、テンションフリーで水面を流れていった瞬間に水しぶきを上げてバカーンッ!とバイト音が響きシーバスがヒットしました(明暗境目から暗部に少し入ったあたりです)。サイズは45cmですが、ものすごい引きでドラグ硬めでしたが何度もラインを引き出されました。着水すぐなので距離もあり、なんとかエラ洗いされないようロッドを低めに調整しながらやりとりして、やっとランディングに成功しました。この日3匹目のシーバスです。
2019/08/03 23:56
@隅田川本流河口部(橋脚明暗)
シーバス 42cm
Lipper90を色々なリトリーブ速度で試している中で、先ほどのシーバスがテンションフリーの状態でヒットしたことから、もしやと思いテンションフリーで流す方法での再現を試みる。橋梁上流側少し離れた所から明部(暗部少し手前)へ斜めに投げ入れて、下げ潮を利用しながら明暗境目をなめるように流し、リトリーブはラインスラッグを取る程度で極力ルアーにテンションを掛けずに巻いていると、すぐにまた水面を割ってバシュッ!とバイト。ミスバイトでしたが、戻ってくるまでに3回ミスバイトがありました。ルアーがある程度手前まで流れて来ると、どうしても水の抵抗を受け始めるので、抵抗を受けたらすぐに回収して、また次のキャストというルーティーンを繰り返す。同じパターンで何度もミスバイトが続きました(この釣法はフッキング率が低いのかもしれませんが、表層のルアーに水しぶきを上げてバイトしてくるのでとてもワクワクします)。何度かミスバイトを繰り返している中で、やっとフッキングに成功し、この日4匹目のシーバスを上げることができました!再現性も確認できたので、Lipper90の使い方として新しい引き出しが増えました。新しく購入したルアーで釣果を出せたので、この日は充実した一日でした!
【使用ルアー】
ima P-ce(ピース)60S ハク
P-ce60S(ハク)は、マイクロベイトパターンで非常に強いルアーです。
カラーは「ハク」がキラキラしていて、大量のマイクロベイトの中でも高いアピール力を発揮してくれると思います。サイズは60mmとマイクロベイトとマッチザベイトしてくれます!小型ルアーですが10gあるので、それなりに飛距離も出せます。小さなリップは付いていますが、シンキングタイプで、巻くと浮上してきてヨチヨチと泳ぐので、シンペンのような使い方をします。レンジはリトリーブスピードにもよりますが、水面直下から上層(水深数十センチあたり)を泳ぎます。私はマイクロベイトの群れの最下層を通したいので、スローからスローミドルくらいのリトリーブスピードでただ巻きします(水深30cm~50cmくらいのところをヨチヨチとお尻を振りながら泳いできます)。このP-ce60Sの凄いところは、ヨチヨチ泳ぎながらたまにブルブルッと小刻みに震える時がある点です。意図的に作られたものかどうかは定かではありませんが、水圧の変化に反応しているのか、同じリトリーブスピードで巻いていてもたまに不規則な(小刻みな)動きを見せてシーバスを誘ってくれます。使い方は、マイクロベイトの群れの向こう側に投げ入れて、スローからスローミドルくらいでただ巻きしてきます。マイクロベイトの群れを通過する時に、群れの最下層を通すイメージで巻いてくると、群れを通過中にシーバスが下から食いあげてきます(群れに直接投げ入れるとマイクロベイトが散ってしまうので、必ず通したいコースの延長線上で群れの向こう側へ投げ入れてください)。また表層など群れの上層部分を通すと釣れにくくなります(シーバスは下から食いあげてくるので、群れの上を通すとルアーが見つけにくく、また先に大量のマイクロベイトが口に入ってくるのでルアーに到達して食うというチャンスが減少します)。
ルアーを通すレンジが重要な要素になるので、釣れない時はリトリーブスピードとロッドワークで通すレンジを調整してみて下さい。以上、P-ce60Sはマイクロベイトパターンでは1個は持っておきたいルアーです!
【使用ルアー】
ima Lipper(リッパ―)90 ボラ
Lipper(リッパ―)90は、鈴木斉さんプロデュースのウェイク系ルアーです。
フローティングタイプなので、何もしなければ浮いていますが、強く巻くと少し潜り、ウェイク系のクネクネとした動きをします。またゆっくり巻くとモワモワとした引き波を立てて表層をクネクネと泳ぎ、巻くスピードによって表情を変えるルアーです(ロールアクションも入るので、激しく巻くとキラキラと側面がアピールしてくれます)。ある程度早巻きしてもバランスを崩さず泳いでくれるので、早巻きからデッドスローまで幅の広い使い方ができます。レンジは表層から水面直下を泳ぎます。当初は表層で引き波を立てながらゆっくり巻いてイナッコを演出するか、もしくは少し潜らせるとクネクネと綺麗に泳ぎながらウェイクアクションによるフラッシング効果も出るのでミドルリトリーブで水面直下を泳がせるのが良いかと思いスローリトリーブからミドルリトリーブの間で諸々試していましたが、なかなかシーバスからの反応が得られませんでした。そんな時偶然、着水からリトリーブ開始に手間取り、巻かない状態で少し流れたタイミングで水面を割ってシーバスが食いついてきたことから極力巻かない釣りを試行したところ、バカバカとバイトが連続するようになりました(ラインがたるんでいる状態でも食ってきました)。流れに乗せているだけで、ほぼ巻いていない(ラインスラッグを取っているだけ)なので、どのようなアピールをしてくれているのかわかりませんが、とにかくこのルアーは巻かない方が良い釣果につながるようです。実際に釣果が上がった釣法は、下げ潮で橋梁の上流側へ入り、上流側(明部)から下流側(橋梁下暗部)へ流し込みながら、極力ルアーにテンションを掛けないようラインスラッグだけ取りながら巻くという方法です。おおよその場合、明暗の境目か明部を通り越して暗部へ入ったあたりで、水面を割ってシーバスがバイトしてきました(フローティングタイプなので、水面バイトが気持ちいいです)。巻かない釣りというのは、何をしているのかわからないので不安になりますが、このルアーに関してはとにかく何も考えずに流すということに徹すれば釣果につながります。イナッコシーズンには1つは持っておきたい逸品です!