初心者の方向けに隅田川でのシーバスの釣り方を解説します。

シーバス釣り|SeaBass Fishing @Sumidagawa

釣果情報

2019/08/15 19:30~21:00 シーバス8バラシ

投稿日:

2019/08/15 19:30~21:00 シーバス8バラシ

※このブログは、2019年12月中旬から構築を開始しています。
※過去の釣果(2018年4月~2019年12月分)は、2020年にまとめて投稿しています。

2019/08/15 19:30-21:00(満潮18:16)@隅田川本流河口部(橋脚明暗)

この日は、先日好釣だったLipper90のパターンが日を変えても再現するか検証するべく、先日と同じく隅田川本流河口部の橋梁エリアへエントリー。下げ潮での明暗を狙うべく、橋梁の上流側のポイントを確保。満潮が18:16なので、下げ潮が効き始める19:30から釣りを開始する。結果は8バイト・8バラシの坊主で、本来坊主の内容までは投稿しないのですが、今回の検証内容に関しては今後の参考のために投稿に書き留めておこうと思います。

<釣り方>
下げ潮が効いてきたタイミングで橋梁の上流側へ入り、少し離れた所(明暗に向けて斜め45度くらいから投げられるポジション)から明暗手前の明部に向けてLipper90を斜めにキャスト。着水したらラインスラッグを取り、その後は流れでたるんだラインスラッグを取る程度のリトリーブにとどめて、極力ルアーにテンションが掛からない状態を保ちながら下げ潮の流れを利用して明暗境目をなめるように通す。ある程度手前まで戻ってくると、どうしても流れの影響を直に受けて、ルアーにテンションが掛かってしまうので、そこまで来たら回収というルーティーンを繰り返す。

<結果>
結果は冒頭にも書いた通り8バイト、8バラシという結果。上記のパターンでルーティーンを繰り返していると、常に明部から暗部へ入ったあたりで水しぶきを上げてバシュッと下から突き上げてくるバイトあり。この日のシーバスは、それなりのサイズで揃っているようで、最初の合わせで力負けして手首がグネッてしまいしっかりフッキングが出来ないままエラ洗い1発でフックアウトというパターンを繰り返してしまう。今ではリールは右利き左巻きが主流になっていますが、私が釣りを始めたころは、リールはデフォルトで右利き右巻きにセッティングされており、長年の慣れで右利き右巻きのまま今でも使用しています(左巻きに変えると、長年の慣れから感覚的に竿を持つ右手側を巻いてしまいそうになり、非常にぎこちない操作になります)。結果、利き腕でない左手で竿を持っているので、シーバスがパワーファイターであったときに力負けしてしまい、合わせの時にしっかりフッキングが出来ないケースが生じてしまいます。特にこの日は、橋梁の上流側から左斜め45度に投げて流したところでバイトしているので、左手が外側に引き込まれる形になり、力が入りづらい状況で手首がグネッてしまいガチッとした合わせが出来ませんでした。最後の1匹はフットワークも使って何とかフッキングした上で足元まで引き寄せましたが、魚体が見えたところで通行人の方が来られたのでフックアウト事故を防ぐため少し離れて頂くようお願いしようとしたところでバレてしまいました。事故にならなくて良かったです。この日はシーバスとはご縁がなかったようです。

<考察>
今後の課題としては、リールを左巻きに変えることも検討する必要があるかもしれません。理屈上は右巻きを続けることに何のメリットもなく、単に慣れているからという理由だけで右巻きを続けています。

リールを左巻きに変えるメリット(自身が右利きである前提です)

・キャストからリトリーブまでの一連の動作に無駄が無くなる(手返しが良い)
 右巻きだとキャストしてから竿を持ち替えてリトリーブを開始しますが、
 左巻きだとキャストしたらベールを戻してすぐにリトリーブを開始できる。
・利き腕で竿を持つのでパワーファイトができる。
 今回の反省点でもありますが、利き腕でファイトした方がもちろん力が入り
 ます。
・トゥイッチなどのロッド操作も利き腕の方が適している
 巻くだけの操作をわざわざ利き腕で行う必要はなく、むしろ微妙なロッド操作
 を利き腕で行う方が自然。
 
ただし慣れというのは怖いもので、右巻きが体に染みついてしまっていると、左巻きに変えた時になかなか体が反応してくれません。キャストからリトリーブの一連の動作は何十万回・何百万回と繰り返して体に染みついたものなので無意識の中で行われており、左巻きに変えたから逆にすると頭ではわかっていても体が無意識にいつもの動きをしてしまいます。左巻きのメリットはわかっていてもなかなか変えづらいというのが現状です。

シーバス用ルアー

【使用ルアー】
ima Lipper(リッパ―)90 ボラ
Lipper(リッパ―)90は、鈴木斉さんプロデュースのウェイク系ルアーです。
フローティングタイプなので、何もしなければ浮いていますが、強く巻くと少し潜り、ウェイク系のクネクネとした動きをします。またゆっくり巻くとモワモワとした引き波を立てて表層をクネクネと泳ぎ、巻くスピードによって表情を変えるルアーです(ロールアクションも入るので、激しく巻くとキラキラと側面がアピールしてくれます)。ある程度早巻きしてもバランスを崩さず泳いでくれるので、早巻きからデッドスローまで幅の広い使い方ができます。レンジは表層から水面直下を泳ぎます。当初は表層で引き波を立てながらゆっくり巻いてイナッコを演出するか、もしくは少し潜らせるとクネクネと綺麗に泳ぎながらウェイクアクションによるフラッシング効果も出るのでミドルリトリーブで水面直下を泳がせるのが良いかと思いスローリトリーブからミドルリトリーブの間で諸々試していましたが、なかなかシーバスからの反応が得られませんでした。そんな時偶然、着水からリトリーブ開始に手間取り、巻かない状態で少し流れたタイミングで水面を割ってシーバスが食いついてきたことから極力巻かない釣りを試行したところ、バカバカとバイトが連続するようになりました(ラインがたるんでいる状態でも食ってきました)。流れに乗せているだけで、ほぼ巻いていない(ラインスラッグを取っているだけ)なので、どのようなアピールをしてくれているのかわかりませんが、とにかくこのルアーは巻かない方が良い釣果につながるようです。実際に釣果が上がった釣法は、下げ潮で橋梁の上流側へ入り、上流側(明部)から下流側(橋梁下暗部)へ流し込みながら、極力ルアーにテンションを掛けないようラインスラッグだけ取りながら巻くという方法です。おおよその場合、明暗の境目か明部を通り越して暗部へ入ったあたりで、水面を割ってシーバスがバイトしてきました(フローティングタイプなので、水面バイトが気持ちいいです)。巻かない釣りというのは、何をしているのかわからないので不安になりますが、このルアーに関してはとにかく何も考えずに流すということに徹すれば釣果につながります。イナッコシーズンには1つは持っておきたい逸品です!

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