2019/04/28 19:30~23:00 シーバス 3本
※このブログは、2019年12月中旬から構築を開始しています。
※過去の釣果(2018年4月~2019年12月分)は、2020年にまとめて投稿しています。
2019/04/28 19:33
@隅田川本流河口部(橋脚明暗)
シーバス 40cm
この日は、隅田川本流河口部の橋梁エリアへエントリー。先日、小場所で試したガンクラフトのシェイプスを流れのある場所で使用するとどうなるか試したくてシェイプスから投入。流れが強すぎてデッドスローで巻いてもシェイプスがバタバタと暴れてしまい、なかなか思うように操作できない状況が続く。全く魚の反応を得られない中、時期的にはバチ抜けシーズンなので、バチの姿は確認できないながらも、先日購入したSRY(スライ)95Fを投入してみる。超デッドスロー(ラインスラッグを取りながら少し動く程度)で巻いていると明暗のラインに入ったところでいきなりバシュッとミスバイト(水面をいきなり割ってきました)!バチ抜けの確信が持てたので、同じパターンを何度か再現していると、同じ明暗辺りでその後2回のミスバイトがあり、4度目でやっとフッキングに成功しました。フッキングしてしまえばトレブルフックが3本付いているので、安心してやりとり出来ます。まずはこの日1本目のシーバスを上げることができました。
2019/04/28 19:58
@隅田川本流河口部(橋脚明暗)
シーバス 26cm
ミスバイトが多いながらも、この日はSRYがハマっているようだったので、引き続きSRYを続投。本当に微妙に動く程度の超デッドスローで巻いていると、この日2本目のシーバスがヒット。バチ抜けパターンでは基本的には同じ大野ゆうきさんプロデュースのアルデンテ(シンペン)を使用してきましたが、超デッドスローで巻きたい時はフローティングであるSRYが使いやすいことを確認できました。小さいですが、記録と調査のためにサイズは必ず測ります。
2019/04/28 22:52
@隅田川本流河口部(橋脚明暗)
シーバス 21cm
2匹目のヒット以降、少しシーバスの反応が薄れてしまいましたが、折角なので引き続きSRYを続投。時折ミスバイトを挟みながら3時間弱粘っていると、この日3本目のシーバスがヒット。何となくSRYの使い方に慣れてきたので、この日はこれにて納竿。シーバスのサイズは小さいですが、記録と調査のためにサイズは必ず測ります。
【使用ルアー】
Daiwa SLY(スライ)95F ハッピーレモン
SLY(スライ)95Fは、大野ゆうきさんプロデュースのバチ抜け用ルアーです。バチ抜けパターンでは、基本的には同じ大野ゆうきさんプロデュースのアルデンテ(シンペン)をトップバッターで投入しますが、シンペンだとある程度の巻きスピードでリトリーブしないと引き波が出せないのと、河口部では塩分濃度が変化するので、潮の状況によっては浮き上がりが悪く綺麗な引き波が出しにくい状況になることがあります。そういった際にはフローティングであるSLYが有効で、フローティングは何もしなければ浮いており、巻けば引き波が出せるというメリットがある上、超デッドスローで巻くことも可能になります(極端な話、フローティングなら巻かずに漂わせることもできます)。SLYはその独特の形状からモワモワとした段々の引き波が出ます。引き波はアルデンテに比べて弱く、薄っすらとした引き波になります。また少し早く巻くと潜ってしまい引き波が出ないので、極力ゆっくり巻く方がバチ抜けパターンでは効果的だと思います。ラインスラッグを取りながら微妙に動く程度の超デッドスローで私は使います(浮かせているだけでも食ってくることがあります)。泳いでいる姿もバチに似ており、視覚的にもモチベーションを上げてくれるルアーです。シンペン系のバチ抜け用ルアーと併せて1本は持っておきたい逸品です!また95mmのボディに対してトレブルフックが3本付いているので、シーバスとのやりとりが安心して行える点も魅力の一つです。
難点はフローティングなので、ルアー自体が軽く、飛距離が全く出ません。また軽さゆえ風にも弱く、風速4mくらいのシチュエーションでもラインが流されてルアーが横にスベッてしまいます。巻き抵抗もほぼ無いので、それ以上の風になるとスプールにラインがしっかり巻き取れず、ライントラブルも起きやすい状況になります。ルアー自体は非常に優秀なルアーなので、シチュエーションによって(風のない日に近距離をデッドスローで巻きたい時など)使い分けると良いと思います。