2019/05/04 20:00~22:00 シーバス 2本
※このブログは、2019年12月中旬から構築を開始しています。
※過去の釣果(2018年4月~2019年12月分)は、2020年にまとめて投稿しています。
2019/05/04 20:39
@隅田川本流河口部(大場所)
シーバス 38cm
この日は趣向を変えて隅田川本流河口部の大場所でバチ抜けパターンを試す。満潮からの下げ潮を狙ってエントリーしたところ、かなり流れがあり、塩分濃度の兼ね合いもあってかアルデンテで綺麗な引き波を出すのが難しい状況。SRYだと大場所では飛距離が稼げないので、フローティングながら飛距離がしっかり出るラザミン90を選択して釣り再開。実際に使ってみると流れのある所ではラザミンが非常に綺麗な引き波を出すことを確認できた。またアップよりダウンから帰ってくる時の引き波の方がリアルにバチ風だったので、あえてダウンに投げて流れを利用しながら壁際に寄せていき、壁際ピッタリのところを引いてくる釣法を試行。何度かミスバイトがあり、釣れる手ごたえを感じながら壁際を通していると、壁際ピッタリでリアルな引き波が見えてきた時にいきなりバコッ!とバイト!サイズは小さいですが、38cmの元気なシーバスが釣れました!小さくても記録と調査のためサイズは必ず測ります。
2019/05/04 21:24
@隅田川本流河口部(大場所)
シーバス 37cm
先ほどの壁際を通してくるパターンを繰り返していると、その後もミスバイトが立て続けに続いたので、一つのパターンとして成立するか試すべく再現を試みる。ラザミンの引き波は大場所で流れがあっても目視で確認できたので、引き波の形状をバチの引き波に合わせるよう意識しながら引いてくると、実際のバチが泳いでいる横でラザミンの方にバイト!やはりシーバスはリアルな引き波に反応していることが確認できました。今回もダウン側に投げて流れを利用しながら壁際まで寄せていき、壁際を真っ直ぐ引いてきてのバイトです(リトリーブスピードは、デッドスローからスローくらい)。再現性も確認できたので、新しいパターンとして引き出しが増えた一日でした。2匹目も37cmと小さかったですが、記録と調査のためサイズは必ず測ります。
【使用ルアー】
Blue Blue RAZAMIN(ラザミン)90 チャートバックパール/イブランリバース/マットチャートタイガー
ラザミン90は、村岡昌憲さんプロデュースのバチ抜け用ルアーです。
このルアーはフローティングタイプでありながら、飛距離が出ない・風に弱い等のフローティングの弱点を克服した優秀な逸品です!
バチルアーとしては太めに作ることで、浮力と重さのバランスを調整しており、フローティングなのですが、良く飛び!風にも強い!です。
スライが95mmで6.8g、アルデンテが95mmで7.1g、ラザミンは90mmで8gにセッティングされています。
このルアーはバチルアーとしては少々太いので心理的な不安は感じますが、しっかりと綺麗な引き波を出してくれるので良く釣れます!フローティングなのでとにかくゆっくり巻いても充分に引き波が出せますし、それでいて飛距離も出て風にも強いです。引き波は細めの引き波が出てリアルなバチ風の引き波を演出できます。実際に隣を泳いでいるバチと速度を合わせて同じような引き波をだしたら、本物のバチではなくラザミンに食いついたこともありました。
セオリーではアップに投げてデッドスローで漂わせるのが良いのですが、あえてダウンに投げて強制的に引き波を作り出す方法で私は釣果を挙げています(ダウンに投げた方が水の抵抗が強いので引き波が立ちやすく、あとはリトリーブスピードで引き波の形状を調整しています)。経験上は、ダウンに投げて流れを利用しながら壁際まで寄せていき、引き波を作りながら壁際を通してくる釣法が最も効果的でした。
バチ抜けパターンの際に、シンキングタイプで引き波が作りづらい時や、少し距離を出したい時・ゆっくり巻きたい時・風が強い時などにチョイスする一品です。