2019/12/08 Ja-do 冷斬 試投(ルアーチェック)
※このブログは、2019年12月中旬から構築を開始しています。
※過去の釣果(2018年4月~2019年12月分)は、2020年にまとめて投稿しています。
Ja-do 冷斬(レザン)20g giraiwashi/iwashi/チャオレ
Ja-do 冷斬(レザン)30g giraiwashi/チャオレ
Ja-do 冷斬(レザン)40g giraiwashi/チャオレ
2019/12/08 @隅田川支流 極小規模河川
YouTubeを観ていると、メタルジグなのにただ巻きで泳ぐルアーがJa-doから発売されたとの情報が入ったので、さっそく20g・30g・40gと各サイズを揃えて、天気の良い日中にルアーの動きをチェックするべく近くの小場所ポイントへ向かいました。あくまでルアーの動きを見たいだけなので、ランディングネットなどのいつものフル装備は持たずにロッドとルアーだけの軽装です。晴天の正午頃なので釣果などは一切期待していなかったのですが。。。
ポイントへ到着して、まずは20gから試投(カラーは視認性の高いチャオレを選択)。ただ巻きで泳ぐということなので、基本的にはただ巻きを中心にシェイク・トゥイッチ・ジャーク・リフト&フォールなども試す。ただ巻きの際のスピードもスローミドル・ミドル・ファストミドル・ファスト・高速巻きの5段階で動きをチェック。各スピードで動きは異なるが、速度を落とすとユラユラと少し動くイメージで、速度を上げるとキラキラと反射を起こすのが確認できた。このレンジの間で動きを確認して次のサイズ(30g)へルアー変更。やはり重さにより少しルアーの動きにも変化はありますが、ファストミドル前後がしっかり泳ぎ出すスピードの境目のような気がしました(メタルジグなので、各サイズ飛距離は充分です)。
最後に40gへ変更して高速巻きから試していると、ど日中にルアーの通過地点でライズ発生。まさかと思いつつ同じコースをもう一度高速巻きで通過させると、また同じ個所でライズ発生。ルアー通過後にももう一度ライズしていたので、食い気スイッチが入っている状態のようす。高速巻きのスピードに追い付いていないようすだったので、少しスピードを落としてファストリトリーブからライズのあった地点当たりでファストミドルくらいまで落とした瞬間にバイト!小さなセイゴであることはわかりましたが、思わぬ収穫なので慎重に寄せてきてネットが無いのでゴボウ抜きしようとした瞬間にフックアウト。。目測30cm程度のセイゴでしたが残念。
もしかしたらこのパターンが良いのかもと思い、気持ちを切り替えてファストミドルくらいのただ巻きでコースを変えながら探っていると、今度は違うコースでドゴッ!という確かなバイト!しっかり合わせてロッドが大きく曲がり込んだところでベビーカーを引いた親子連れが接近。フックアウト事故を防ぐために、そのまま耐えるが、親子連れも真横で立ち止まって待っていました。すぐに上がるサイズでは無さそうだったので、先に通り過ぎて頂くよう合図。合図を見て通り過ぎてはくれたのですが、通り過ぎたところでまた立ち止まり、今度はゆっくりと景色を堪能し始めました。立ち止まっている箇所が魚がファイトしている側なので危険と思い、フックアウトの際にルアーが跳ね上がらないよう出来るだけロッドを寝かせてなる早で魚を寄せてきました。魚が寄ってくると目測50cmくらいのシーバスです(この時、本当にランディングネットを持ってくれば良かったと後悔しました)。フッキングはしっかりしているようなので、イチかバチかゴボウ抜きしかないと思い、魚を抜くので危ないことを一声かけた上で家族連れと逆側へ向き直して一気にゴボウ抜き!。。。シーバスが空中に上がると同時にブチッ!という音がしてシーバスは無事着水。。ラインブレイクかと思いましたが、なんとスナップが引きちぎれていました(スナップは小さめが好みなので00番を使っていますが、それでも耐性は19lbあります)。
こうして買ったばかりの冷斬40gは、短時間の活躍とともに私の手元から去っていきました。。(使用ルアーは冷斬40g giraiwashiでした)
シーバスには可哀相なことをしましたが、フックは口元に掛かっておりルアーの重みもあるので、恐らく自然にフックアウトしているでしょう。
その後、もう少し冷斬を試したかったのでスナップを結び直し、40gの色違い(チャオレ)を試しましたが反応は無く、デイなのでカラーに反応した可能性も考えて30g・20gのgiraiwashiも試しましたが反応無しでした。元々ルアーの試投で来ていたので、このあたりで納竿としました。
帰宅してさっそく冷斬40g giraiwashiを補充したことは言うまでもありません。
【使用ルアー】
Ja-do 冷斬(レザン)40g giraiwashi
冷斬に関しては、まだあまり使用していないので詳しい説明は出来ませんが、ヒットパターンが再現したので、恐らくファストミドルのただ巻きを一つのパターンとして考えても良いのではないかと思います。ただ巻きで泳ぐとのことですが、ミノーのように明確に泳ぐわけではなく、あくまでメタルジグの動きです(メタルジグの中では良く体を振るというイメージ)。メタル本体の構造に工夫を凝らして体を振りやすくしているのだと思われます。20g・30g・40gと3種類あり、もちろん重さによりルアーの動きも若干異なります。40gが大きさの分動きも大きく見えますが、重い分それだけ早く巻く必要もあります。リトリーブスピードは、おおむねミドルからファストの間くらいで良い動きをします。リトリーブスピードを落とすとユラユラと少し動くイメージで、スピードを上げるとバタバタと動き出し、さらに上げるとキラキラと反射します。メタルジグなので飛距離が充分出ることを考えると、遠くでボイルがあり遠投して魚を狙いたい時などは、遠投に加えてルアーアクションも良いので期待感が持てるルアーではないでしょうか。カラーはgiraiwashi(ギライワシ)が好みです。メタルジグなので、もちろんシャクッたりリフト&フォールで使うのも有効だと思いますが、まだ実釣で試したことはありません(フォールは綺麗にヒラヒラと平打ちしながら落ちてくれます)。使い方も多様で、ただ巻きでも動いてくれる安心感もあるので、遠投が必要なシーンのために一つはルアーBOXへ入れておきたい逸品です(デイゲームでの早巻きも有効なので、鉄板バイブの代わりにもなりそうです)!